The King Has Donkey Ears

從心底大喊真心話

タブーを忘れた時代

人を好きなように罵ってもいい時代。

嘘を言って人をだましてもいい時代。

人のふところに手を入れて金を盗んでもいい時代。

 

そんな時代の到来だ。

 

そういう民族がだんだん力を持ち、

頂点に上り詰めようとしているから

という面は否定しない。

 

しかし、うちの母が、

だんだんと性格が変わってきたのを見ていると、

世界情勢のせいばかりでもないような気がする。

 

食べ物のせいで?

電磁波のせいで?

生活様式のせいで?

 

それもあるかもしれないけれど、

どうも脳のある部分を使うことを放棄したことに

原因があるように思える。

 

脳の仕組みをよくわかっているわけではないので、

そういう気がするだけなのだが、

タブーが宿っていた部分が萎えていっている。

マナーを司っていたところが弱体化している。

そんな感じ。

 

先だって、ゲゲゲの鬼太郎水木しげる師が亡くなったが、

そういう「人間が触ってはいけないもの」を

どんどん引っぺがしているのが科学だ。

 

それにつれて、「やってはいけない悪いこと」も

なくなっていって当然なのではないか。

 

昔の日本人は「美しいか否か」で価値判断したという。

それが「正しいか否か」という西洋流に変わった。

その大本の「正しい」は数百年前までは庶民が動かせたが、

今はまた逆戻りして一握りの人が決めている。

 

だから、その人の都合次第で「悪いこと」は

だんだんとなくなっていく。

 

もうこの流れは変わらないだろう。

でも、私だけでも「人として美しいかどうか」に

こだわりたいと思う。